こだわり商品

薩摩焼酎 福松 石蔵造り

国の登録有形文化財に指定された石蔵で甕仕込、木樽蒸溜という昔ながらの製法で仕上げた焼酎。芋へのこだわりと練達の杜氏の技と心が詰まった、至高の逸品です。

「福松」の3つのこだわり

◆蔵元へのこだわり
蔵元は雄大な桜島を望む、鹿児島県姶良市の白金酒造株式会社。国の登録有形文化財に指定されている石蔵には、西南戦争の時に西郷隆盛が立ち寄り、貯蔵されていた芋焼酎すべてを買い求めたと伝えらえています。芋焼酎は飲んで疲れを癒すだけでなく、受けた刀傷の治療にも使われました。この「石蔵」の壁に触れると、蔵人たちが受け継ぎ守ってきた芋焼酎造りの心意気が伝わってきます。

◆原料のこだわり
さつま芋は地元鹿児島県産の厳選された芋のみを使用。収穫期の秋、石蔵に届いた新鮮な生芋の表面に着いた泥を落とし、水洗い、皮むき、焼酎の臭みの原因となるヘタや傷んだ箇所を徹底して取り除く作業を、すべて人の手で行います。この手間は、臭みのないすっきりとした芋焼酎を作るためには、欠かせない工程なのです。

◆製法のこだわり
磨かれたさつま芋はじっくりと蒸され、一晩の冷却後一次醪に投入。甕の中で米とさつま芋のでん粉は米こうじによってぶどう糖へ、ぶどう糖は酒母によってゆっくりとアルコールへ変化していきます。発酵が活発に行われると品温が上昇するため、人の手をかけ、櫂棒を使って丹念に撹拌し品温を下げていきます。いよいよ蒸留作業へ。人の背丈よりも大きな木樽の蒸留器を使います。木樽蒸留は非効率ですが、雑味が抜けてコクがあり、まろやかなで上品な味に仕上がります。

栗黄金の収獲

昔ながらの木樽蒸留装置